台北の西側に「萬華」という地区がある。 かつては、台湾3大都市の1つに数えられた萬華。 龍山寺や西門など、外国人観光客にも人気の観光スポットがあるエリアだけれど 少し先まで進むと、いっきにディープな空気に変わる。 そんな萬華のディープエリアに…
台湾に住みはじめて、1年と4ヶ月。 私はまだまだ魯肉飯を食べたい。 台湾に数えきれないほどある魯肉飯のお店のなかでも、 このお店はトップクラスの人気を誇るんじゃないかと思っている。 行天宮の1駅となり、MRT中山國小駅にある「黄記魯肉飯」 19時前…
4月の終わり頃から7泊8日、車で巡ってきた台湾一周旅行。 そのラストを飾ったのが、台南にあるフルーツやさんのかき氷。 これがもう、たまらない逸品。 2000年創業の「裕成水果店」 知名度や外観から、すでに老舗の風格を感じる。 店頭には旬のフルーツが…
5月にコロナの感染拡大がはじまり、しばらく內用=店内飲食が禁止されていた台湾。 少しずつ感染者数も落ち着き(最近は数人/日)、台北・新北では8月3日から內用が再開されました。 この3ヶ月、ほとんど外出せずに過ごしてきたけれど ちょうどやってきた…
店名は「炒飯專家」 和訳すると、炒飯の専門家・エキスパート。 その名のとおり、炒飯で勝負しているお店。 店構えが渋い。 期待が高まる。 炒飯には、3つのタイプがある。 メニュー左は、スタンダード炒飯。 まんなかの「麻油」は、ごま油炒飯。 右の「燴…
このお店にいると、ここが台湾であることを忘れる。 たまにはそんな場所もいい。 「道南館」は台南中心部の永楽市場の近くに、ほっそり建っています。 店内は、外観と同じ白ベース。 洗練されているけれど、アットホームさも感じるお店。 入り口にある焙煎機…
かつて台南は、台湾の中心都市だった。 そして、オランダに統治された時代があった。 そんな時代を感じられる史跡が、台南にあります。 台南の中心部にある「赤崁樓」 紅毛楼とも呼ばれます。 入場口を抜けると、南側半分は庭園。 御贔屓牌 池のほとりには、…
台南は、5月上旬ですでに35度まで気温があがっていた。 暑い。 こんなときには、かき氷。 キュートで独創的なかき氷のお店へ行きました。 台南駅からは近いけれど、台南の中心部からは少し離れた場所にあるお店。 小さなお店に、おしゃれな若者が次々とやっ…
前回の記事と同じ恆春で、もう1つリノベーションカフェに行きました。 こちらは、古い米工場からカフェへの生まれ変わり。 淡い色づかいのかわいい外観には、お店を知らなくても足が止まっちゃう。 お店にはいると、なんだか神々しい鹿の壁画。 店内には、…
台湾のいちばん南、屏東県の恆春。 そこにあった小さな廃墟と1本の木が、カフェに生まれ変わった。 横から見ると、廃墟の面影が色濃いけれど 正面にまわると、ガラス張りの建物と廃墟が、みごとに融合しています。 なんて格好良い建物なんだろう。 その建物…
台湾原住民がたくさん暮らす台東。 台東には美味しい「原住民料理」のお店が、たくさんあります。 その中のひとつ、こちらのお店へ行きました。 入り口には、民族衣装のスタッフさんが並んでお出迎え。 そして、広い広い店内の 特等席に案内してくれました。…
台東の海沿いにある「小さな魚の家」におじゃましました。 住んでいるのは小さな魚だけれど、 家は大きい。 建物2つに、広いお庭。 お庭からは、海が見わたせます。 台東の海は、深い青色 台東の広い空と広い海が見渡せる、抜群のロケーションのカフェです…
渋さが際立つ老舗「廟口紅茶」に、朝ごはんを食べに行きました。 お店のはす向かいには「城隍廟」 廟の出入り口にあるから、”廟口”紅茶。 花蓮でもトップクラスの有名店です。 週末の午前中に行ったら、たくさんの人、人、人! メニューはこちら。 この日は…
ここ数日で、台湾のコロナ感染者が激増しています。 感染者数だけみれば諸外国に比べてまだぜんぜん少ないのですが(たとえば5/16発表の新規国内感染者数は206人/日)、ずっと市中感染ゼロで生活にそれほど大きな影響がなかった台湾。 今回の件でいっきに警…
このお店には 、メニューがひとつしかない。 潔くてロックなお店。 オールドスタイルな外観に、ちょっとドキドキしながら入店。 メニューが1つだけなので、入り口で何人か、何碗かを伝えたら、注文は完了です。 お店の歴史とこだわりを、手書き&写真で紹介…
花蓮県に、感慨深い教会がある。 こちらのレモンジュース片手に、教会まで散歩しました。 molitaiwan.hatenablog.com 新城天主堂は、神社の跡地に建てられた教会です。 神社の鳥居や灯籠はそのまま残され、教会の一部になっています。 ノアの方舟のようだと…
4月の終わり頃から7泊8日、車で台湾を1周してきました。 出発のとき台北は少し涼しかったのですが、旅のあいだ南下するにつれ気温は上昇していって、帰ってくると台北もすっかり暑くなっていました。 そんな暑さには、レモンジュースがぴったり。 花蓮県…
台北のおとなり新北市にある、陶磁器のまち「鶯歌」 おちょこみたいな小さなカップでコーヒーが飲みたくて、鶯歌へ探しにいきました。 老街全体は、お店に立ち寄らなければ10分ほどでまわれる広さ。 この建物を起点に、右まわりにぐるっと1周しました。 福…
ガチョウ肉を初めて食べました。 それはそれは絶品。 1990年創業の「阿城鵝肉」は、台湾各地の5箇所に6店舗あるお店。 今回は台北吉林のお店へ行きました。 メニューはこちら。 ガチョウ肉以外にも、いろいろあります。 この日は2人で7品注文しました。 …
台北市内の北に位置し、日本人や欧米人がたくさん住む「天母」 濃密な台北市中心部に比べると、そこはかとなく軽やかな空気が漂うエリアです。 そんな天母に建つ、白壁が美しいインド料理店。 落ち着いた、上品な雰囲気のお店。 外国人のお客さんも多いです…
特別忙しいというわけでもないのに、なんとなく落ち着かない日々が続いて、1ヶ月ぶりの更新となりました。 そのあいだに、思いのほか寒かった台湾の冬も過ぎ去り、すっかり春の陽気です。 2月上旬から、桜が咲き始めている台北。 お花見にいきました。 台北…
2月にはいって寒さが落ち着いてきて、海が見たくなりました。 久しぶりに、台湾の北のほうの浅水湾へ。 6月の浅水湾 海岸沿いに、たくさんのカフェが並ぶ浅水湾。 そのなかでも、ダントツ人気の「公雞咖啡」 海の目の前のこちらの席が、最高なのはもちろん…
旧暦の台湾では、今年は2月12日がお正月。 家に飾るお花を買いに、台北市内の花市場へいきました。 高架道路下にあり、ふだんは週末だけ開いている市場。 けれど春節前は、連日営業しています。 このようなお店が左右にずらっと、400mほど並んでいます。 切…
台北にある、小さな上海。 上海発祥といわれる小籠包の、人気店です。 ネオンが眩しい看板とは一転して、店内は落ち着いた色調。 すっきりしていて居心地の良いお店です。 調味料は各テーブルの引き出しに。 あぁ、だからすっきり。 メニューはこちら。 この…
お買い物ストリート「迪化街」 海外からの観光客がいない今も、お客さんであふれてる。 そんな迪化街を眺めながら、ゆったりと過ごせるティーハウスがあります。 以前は薬局だったという建物の2階。 図書館をイメージしたデザインで、シックで落ち着いた雰…
出会えたことは奇跡。 と思えるほどのディープな立地に、おしゃれなロースタリーカフェがある。 台北のおとなり、新北市の三重区。 すぐ隣の大通りは、とても広くて明るいのに 脇道にはいったとたん、狭くて薄暗くてちょっとドキドキ。 でも少し歩くと、明る…
台湾の先住民族である「台湾原住民」 台湾への移民が盛んになる前から台湾で暮らしていた民族で、現在は16民族が台湾政府に認定されています。 人口は、民国108年末(=2020年1月頃)で約57万人、台湾総人口の約2%を占めます。 九族文化村の展示より。表示の…
魯肉飯の二大特徴は、肉の脂身と八角の独特な香り。 それが美味しいと思うときもあれば、重たいと感じるときもある。 それが苦手で、魯肉飯が食べられないという人もいます。 そんなときには、こちらのお店へ。 若者があふれる西門の街。 ひしめく飲食店のな…
台東でふらっと立ち寄ったカフェが、とても素敵でした。 台東は、台湾の東海岸線沿いの、南のほうにあります。 その市街地に、静かにたたずむお店。 平家造りの古民家で、広々としたお庭を抜けて入り口に向かいます。 お店全体が、ゆったりとした空気。 長距…
先週はじめて行って、好きだなぁと思って、今週また行きました。 台湾に数ある、小籠包の人気店のひとつ。 こちらのお店は、総合力が高いです。 1967年創業の老舗。 改装されていて、店内はきれいです。 食べきれなかったらお持ち帰り(外帯)しよう、と思っ…