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台湾在住4年め。台湾で出会ったお店や場所や日々のことを。

西門の人気店は、ちょっと変化球な魯肉飯 - 天天利美食坊 -

魯肉飯の二大特徴は、肉の脂身と八角の独特な香り。

それが美味しいと思うときもあれば、重たいと感じるときもある。

それが苦手で、魯肉飯が食べられないという人もいます。

そんなときには、こちらのお店へ。

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若者があふれる西門の街。

ひしめく飲食店のなかで、行列の絶えない人気店です。

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小さなお店には、お客さんがぎゅうぎゅう。

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2人で3品注文しました。

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まずは、牡蠣のオムレツ「蚵仔煎」

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牡蠣と野菜とたまごの入った、お好み焼き形の、もんじゃ焼きのような食べ物です。

かなりトロトロな仕上がり。

オレンジ色のソースは、蚵仔煎の定番で甘じょっぱい味わいです。

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こちらは、春雨ヌードル「沙茶魷魚羹冬粉」

沙茶醤という調味料がのっていて、イカ入りでとろとろなスープ。

やさしい味わいです。

 

そして、お待ちかねの「魯肉飯」!目玉焼き乗せで。

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目玉焼きをめくってみると、

脂身がほとんどない、大きめのそぼろ状のお肉です。

八角も使用していないようで、香りのクセがない。

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甘辛い味つけだけは、いつも通りの魯肉飯。

魯肉飯の二大特徴をもたず、醤油や砂糖で甘辛く味つけられた魯肉飯は、かなり親しみやすい味です。日本人観光客もたくさん訪れるお店です。

そして観光客のいない今でも、台湾人のお客さんでいっぱい。

ぜひ一度試してみてください。

 

 天天利美食坊 

台北市萬華區漢中街32巷1號

10:00-22:30 月曜定休

アクセス MRT西門駅から徒歩3分

参考情報

写真の魯肉飯「滷肉飯(小)加煎蛋」NT$40/「鶏蛋蚵仔煎」NT$65

✔︎ 店内は30席弱と小さめ。空いた場所にパズルのように通される、完全相席スタイルです。回転は早いので、並んでいてもそれほど待たずに入れるかと思います。

✔︎ 席に案内されるときに注文伝票を受け取り、記入したら店員さんに渡します。食事がぜんぶ提供されたタイミングで、そのまま席でお会計します。

 ✔︎ 誰かが通ると裾が触れ合うくらい、かなり密集しています。行列も気になるので、ささっと食べたいときにおすすめです。

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