台北市の西側には「淡水河」という大きめの川が流れていて、台北市からその川を越えると、新北市の三重区に入ります。
MRT(地下鉄)でたった1駅3分ほどの距離。それなのに、川を越えたとたん、台北市内とはちょっと違ったディープな雰囲気の漂う街に変わります。
今回は、そんな三重にある魯肉飯の人気店へ。
川を越えて2駅めの「菜寮駅」から、少し歩いたところにあるお店。
写真はたまたま空いたタイミングでしたが、この売り場の前はいつも大行列。
座席は、売り場の奥と向かって右手の2箇所にあります。
このお店の魯肉飯は、お肉の脂身比率がかなり高いのが特徴。
ほとんど脂身です。ぷるんぷるん。
魯肉飯と同じくらい人気のある、煮込み白菜。地味な見た目、でも箸がとまらない!
煮魚。こちらもしっかり味が染みていて美味しい。
豚肉と筍のスープ。台湾飯に優しい味わいのスープはかかせません。
魯肉飯→白菜→魚→スープ→魯肉飯→白菜→魚→スープ→… これは永遠に食べ続けられる組み合わせだと知りました。
一歩踏みこんだ台湾を見たい、魯肉飯には目がないという方におすすめのお店です。
今大魯肉飯
新北市三重區大仁街40號
6:30-21:00
アクセス MRT菜寮駅から徒歩7分
参考情報
写真の魯肉飯 NT$30/白菜「魯白菜」NT$30
写真の魚「魚肚」NT$40/スープ「竹筍排骨」NT$50
✔︎ 脂身があまり得意でない私は、魯肉飯は最初「厳しいかも…」と思いましたが、他のメニューと一緒に食べると気になりません(むしろほどよく溶け合う感じ)でした。
この魯肉飯は好きな人にはたまらないようで、口コミは軒並み高評価です。
✔︎ 席数はそこそこあります。行列ができていても、回転は早いのと、テイクアウトのお客さんも多いので、それほど待たずに入れるかもしれません。
✔︎ 「台湾 三重」とGoogle検索すると、「台湾 三重 治安」と予測候補が出てくる、そんな街・三重。たしかに三重は、ちょっとバイクの運転が荒かったり、奇声を発している方がいたり、ときどきケンカしてるおじさんたちがいたりしますが、それほど治安が悪いということはありません。
台北の近くで、台北とは違ったローカル感のある台湾を味わえます。